ルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)

ポルシェが「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)」を欧州と米国で販売開始しました。取り付けスペースが1-DIN規格向けの「PCCM」と、2-DIN規格向けの「PCCM Plus」が用意されています。

ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)
「PCCM」販売開始

「PCCM」はクラシックポルシェのスタイルにマッチしたデザインが特徴。発売当時のインテリアデザインに溶け込みつつ、発売当時には存在しなかった新機能で交通渋滞を回避するなど、快適な旅をサポートしてくれます。


クラシックスタイルを維持しているヒミツは回転式ボリュームやプッシュボタン。現在はタッチパネルに置き換わっているこれらを装備することで、当時の雰囲気を壊さないようにしています。一方で3.5インチのカラーディスプレイが、様々な情報をドライバーに届けます。

ルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)
ノブの形状や配置がクラシックな雰囲気を醸し出す

「PCCM」の技術的なハイライトはApple CarPlayへの対応。iPhoneによる音楽再生を含む各種サービスを、クラシックポルシェの車内で楽しめるようになります。音楽再生はSDカード、USB、Bluetoothなどにも対応しています。

ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)
Apple CarPlayに対応

「PCCM Plus」は90年代以降のポルシェ向けの製品で、7インチタッチスクリーンを備えています。「PCCM」同様にApple CarPlayが利用できるだけでなく、GoogleのAndroid Autoにも対応します。

ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)
7インチタッチスクリーンを備えた「PCCM Plus」

欧州での価格は「PCCM」が1,439.89ユーロ(約16万7,700円)、「PCCM Plus」が1,606.51ユーロ(約18万7,000円)となっています。

ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)