ヤマハはロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」「YZF-R6 レースベース車」2021年モデルの予約受付を開始した。

「YZF-R1 レースベース車」は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R1」をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。2021年モデルでは、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムを採用している。


ヤマハ「YZF-R1」「YZF-R6」レースベース車 2021年モデルの予約受付を開始
参考画像:「YZF-R1 レースベース車」
画像は公道走行可能モデルのため現車とは異なる

「YZF-R6 レースベース車」は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R6」(欧州仕様)をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。トラクション・コントロール・システム(TCS)やクイック・シフト・システム(QSS)などの電子デバイスに加え、上位モデル「YZF-R1 レースベース車 (2019年モデル)」と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを継続採用している。

ヤマハ「YZF-R1」「YZF-R6」レースベース車 2021年モデルの予約受付を開始

どちらのモデルも期間限定予約による受注生産で、予約期間は第1次が2020年9月4日から9月30日まで、第2次が2020年10月1日から11月30日まで。納期は第1次予約期間内に発注した場合には2021年1月29日より順次、2次予約期間の場合には2021年4月下旬より順次となる。

メーカー希望小売価格は「YZF-R1 レースベース車」が225万5,000円で、「YZF-R6 レースベース車」が124万3,000円。