「QNUX」はキャリーケースがスタンドになるハンモック。オーストリアに本拠をおくkitzbergerが開発しました。

キャリーケースがハンモック用のスタンドになるQNUX
キャリーケースがハンモック用のスタンドになる「QNUX」

折り畳んでキャリーケースに収納したときのサイズは全長わずか1.1mで、重さは9kg。ストラップ付で釣り竿のように持ち運ぶことができます。


キャリーケースがハンモック用のスタンドになる「QNUX」
持ち運びやすさを最優先させたハンモック

目的地に着いたらケースを組み立ててスタンドとし、ケース内部からハンモックを取り出して装着。組み立ては7ステップで特別な工具がなくてもできます。軽くて小さいにも関わらず、ハンモックの耐荷重は180kgなのだとか。

キャリーケースがハンモック用のスタンドになる「QNUX」
こんな場所でもハンモック
虫が気になるけど…

スタンドタイプのハンモックなので、周囲にハンモックの荷重に耐えられる木が無いときでも利用できます。また、スタンドタイプのハンモックは重く、クルマでなければ運べないことも。その点、「QNUX」であれば1人で持ち歩けるので、ソロキャンでも利用できます。

キャリーケースがハンモック用のスタンドになる「QNUX」
とはいえ、1.1mは思ったよりも長い!

kitzbergerは現在、「QNUX」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では398ユーロの出資+日本への送料99ユーロなどで「QNUX」を1個入手可能となります。出荷は2021年2月に予定されています。