ホンダが北米市場向けのピックアップトラック「Ridgeline」2021年モデルを発表しました。フロントフェイスがよりタフなデザインに変更されています。
「Ridgeline」は、使い勝手の良さに加えて乗用車の快適性を持ち合わせているピックアップトラック。ミッドサイズのピックアップとしては室内が広いのも魅力となっています。
2021年モデルでは、フロントフェイスが大きく変更されました。ボンネット中央部には膨らみを持たせて、スクエアでアップライトになったグリルやアグレッシブな形状のフェンダーなどと合わせ、ノーズを突き出したようなタフな表情に一新されています。
フロントバンパーもタフさを強調。下から上へと包み込むようなプロテクト形状が力強さを表現しています。
インテリアではインフォテインメントシステムのインターフェイスが新しくなっています。新しくなっているのに、音量調節用のツマミが復活しているのは興味深いところ。
ドライブトレインは最高出力280HPを発揮する3.5L V6エンジンと9速ATの組み合わせ。そのパワーはAWDシステム「i-VTM4」で路面に確実に伝達されます。「i-VTM4」は砂地や泥濘地まで様々な環境で悪路走破性を発揮するだけでなく、高速道路走行などでは燃費向上に貢献します。
2021年モデルは来年はじめに市販される予定となっています。