日本販売モデルも ― ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

ホンダは2021年モデルの二輪車ラインナップ(欧州向け)を公開しました。発表済みの11機種に加え、今回は7機種を発表しています。

■ コミューター・モデル

コミューター・モデルとして発表されたのは高燃費で環境に優しく、先進テクノロジーを搭載したスクーターと小型二輪車。ステップオンのSHシリーズや、人気の高い「PCX」などがラインナップされました。


◆ SH350i
SHシリーズのフラッグシップモデル「SH300i」がモデルチェンジ。出力を向上させた350ccエンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を搭載した「SH350i」に進化しました。排気量アップに加え、吸気や冷却性能を上げることで、加速性能や高回転域での出力をアップしています。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

◆ SH Mode
SHシリーズのエントリーモデル「SH Mode」にも新型エンジン「eSP+」を搭載。新設計の軽量化された次世代フレームにより優れた燃費性能を実現しました。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

◆ PCX125
「PCX125」はフルモデルチェンジし、新水冷エンジン「eSP+」を搭載して出力・燃費を向上しています。また、Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を新たに採用しました。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

■ アドベンチャー・モデル

すでに欧州で発表済みの「CB500X」「CRF1100L Africa Twin」の新色に加え、「NC750X」「X-ADV」の2021年モデルが発表されています。

◆ NC750X
「NC750X」では、エンジン、シャシー、スタイリング、実用性の全てを刷新しました。750cc水冷並列2気筒エンジンは最大出力をアップ。軽量化と1速~3速のギア比のショートレシオ化により、スポーティーな乗り味を実現しています。シャープになったデザインと、一回り小さくなったカウルでルックスもよりスポーティーに。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

◆ X-ADV
2021年モデルはエンジン・シャシーを大幅に改良し、スタイリングも一新しました。エンジンはパワーアップされ、最適化されたギア比や軽量化されたフレームにより、よりスポーティーな走りを実現しています。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

■ ネイキッド・ラインアップ

◆ CB1000R
CBシリーズのフラグシップモデル「CB1000R」は、ミニマルかつ前傾なスタイリングを強調。ラウンドヘッドライトのハウジングはティアドロップ型になり、スポークホイールも新デザインとなりました。

ホンダが欧州向けバイク2021年モデル7機種を発表

◆ CB125R
新型水冷4バルブエンジンを搭載し、トルクもアップしました。125ccクラスでは初めてSHOWA製フロントフォークを標準装備。LEDライト、液晶メーター、IMU制御のABS、296mmフローティングフロントディスクブレーキ/ラジアルマウントの4ピストンキャリパーと合わせ、トップレベルのスペックを実現しています。

■ 日本販売予定モデル

今回発表された7機種と既に発表済みの11機種の中で、下記のモデルは日本で販売を予定しています。

・CB1000R
・NC750X
・X-ADV
・CB125R
・MSX125 Grom(日本ではGROMとして販売予定)
・PCX125(日本ではPCXとして販売予定)