Hotels.com は、毎年恒例のタクシー調査を実施。東京のタクシーが、ロンドン、ニューヨークについで世界3位に選ばれたと発表した。
 

 

この調査は、世界30か国の2,683名を対象に「道の把握度」「価格」「利便性」「安全性」「乗り心地」「清潔さ」「接しやすさ」の7つの項目で調査を実施。総合結果で各国のタクシーをランク付けしたものだ。東京は、アジア圏で唯一ランク入りしたという。

今回の調査では日本人がタクシーに求めるサービスについても調査している。その中で、最も多かったのが Wi-Fi の接続だったそうだ。これは世界的に見てもここ数年要望が増加しているサービス。スマートフォンやタブレットを持つ人々はタクシーで移動しているちょっとした時間でも、仕事や情報収集を行うために快適なネット環境を求めていることが明らかとなっている。
 

 
しかし、Hotels.com 日本パートナーマーケティングマネージャーの生駒千絵氏はこの調査結果について次のように述べた。
 
「今や Wi-Fi は移動中の重要なサービスの一部となり、タクシーに乗車している間も時間の有効活用をされることが多いですが、たまには外の景色を眺めたり、ドライバーと会話しながら、リラックスできる時間としても利用できればいいですね」
 
また、アンケートでは、日本人乗客がタクシーに対して次のように考えていることも明らかとなった。
 
-回答者の40%以上が世界のタクシーの中で日本の運賃が最も高いという印象を持っている。
-回答者の74%以上が、タクシーの中で電話やメールをしている。
-回答者の47.2%が、旅行や出張の際、空港からホテルまでの移動にタクシーを利用している。
 
外国のタクシードライバーに対する調査では、日本人は外国のタクシードライバーにも好評価であり、乗車マナーにも定評があることがわかったという。