四国旅客鉄道は、予讃線・瀬戸大橋線(岡山駅・高松駅~松山駅・宇和島駅間)で運転しているアンパンマン列車「ばいきんまん号」と「ドキンちゃん号」に設けられている「アンパンマンシート(各16席)」のデザインを一新した。

リニューアル後の「アンパンマンシート」   (C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
リニューアル後の「アンパンマンシート」
(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

リニューアルのコンセプトは、「お子様連れのお客様が心おきなく列車の旅が楽しめる車両」。客室間のドアをセンサー式からタッチ式のドアに変更し、なおかつタッチ(感知)する場所を子どもの手の届きにくい場所に配置。アンパンマンシート車内で、多少子どもが動いてもドアが開かないようにした。


また、座席、天井、壁、床など車内全体を統一したデザインで装飾。「ばいきんまん号」は“ばいきん城”、「ドキンちゃん号」は“ドキンちゃんの部屋”をそれぞれイメージしているという。

2005年10月に設置されたアンパンマンシートは、 これまでの8年間で10万人以上の乗客に利用されているという。