NHK の連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を浴びた三陸鉄道が、今年も「こたつ列車」を運行する。上り線ではこたつに入って、名物の「うに丼」を含む海鮮弁当を楽しめるそうだ。
 
三陸鉄道の「こたつ列車」  じぇじぇ!
三陸鉄道の「こたつ列車」
じぇじぇ!

 
こたつ列車は、三陸鉄道が2006年から実施しているサービス。東日本大震災の影響で運休していたが、昨年復活した。座席が掘りごたつになっており、1テーブルは4人掛けで、片道の定員は48人。
 
こたつ列車の走行中は、三陸鉄道の女性社員が海女姿で観光ガイドを務めるという。また、途中区間では、秋田の「なまはげ」に似た「なもみ」も搭乗。怠け者を戒めるそうだ。
 
こたつに入ってしまうと、たいていの人は怠け者になります…。
こたつに入ってしまうと、たいていの人は怠け者になります…。

 
運行期間は12月1日から来年3月30日までの土日祝日と、1月1日から5日までの毎日。1日1往復のみの運行で、上り便は午後12時36分久慈駅を出発し、午後1時25分に田野畑駅に到着。折り返しの下り便は午後1時40分に田野畑駅を出発し、久慈駅到着は2時30分。上下線とも、途中各駅に停車する。料金は片道通常運賃の960円に指定席券300円を加えた1,260円。
 
こたつに入って海鮮弁当が食べられるのは、上り線のみ。ウニ丼1,300円の他、ウニアワビ弁当1,500円、ホタテ弁当1,050円が販売される。海鮮弁当は、乗車前日午後1時までに予約が必要とのこと。
 
名物うに丼!
名物うに丼!