カカクコムによれば、2013年のプロダクトアワードは「本格志向」「高級志向」を目指した製品が、多くのユーザーの支持を集めていることが読み取れる結果になったという。同社はこの傾向を、「価格帯は高くても、納得できる上質な製品を選びたい」というニーズが高まったことが背景にあると分析している。
自動車関連カテゴリでプロダクト大賞を獲得した「ダイハツ タントカスタム」を、同サイトは次のように評している。

「『タントカスタム 2013年モデル』の特徴をひと言で言うなら、軽自動車の枠を超えた上質感と、走りのよさ、ということになるだろう。もともと、室内空間の広さや、乗り降りのしやすさなどのユーティリティー性には定評のあったシリーズだが、外観・内装とも上質感をただよわせるデザインとなり、軽自動車のイメージを大きく覆した。走りの部分も強化されて、非常にスムーズな加速と、ハイトワゴンとは思えないコーナリングの安定性、高速走行時の静粛性など、乗ったユーザーからは非常に高く評価されている」
部門賞の自動車(本体)部門では、金賞にはプロダクト大賞と同じく「タントカスタム 2013年モデル」が選ばれた。銀賞には三菱の「アウトランダー PHEV 2013年モデル」が、銅賞にはスズキ「スペーシア 2013年モデル」が選ばれている。

