
ISS-Above の仕組み
小型のシングルボードコンピューター「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」とカラー LED ライトの「PiGlow」を使って開発がスタート。昨年11月末から、英国のカフェでパブリックディスプレイを行い、好評をおさめた。
その後、英国や米国各地20か所に同製品を設置し、試運転を行っている。
Kickstarter で集めた資金は、同製品をより完璧なものにするために、「PiGlow」か「Ledborg」という高性能の LED ディスプレイを搭載する費用として利用するという。軌道を予測して頭上を通る前に光って知らせたり、次回頭上を通過するのはいつかなどを、点灯の間隔で知らせる。また、ISS の軌道を知るために NASA の提供する情報を入手するため、インターネットのアクセスも必要だ。更に、インターネットで同製品の設定をカスタマイズするインターフェイスを立ち上げる。

PiGlow バージョンと Ledborg バージョンから選べる
似たようなアプリケーションはいくらでもあるが、棚に置いたり、テレビの傍に置いたりしていつでも ISS が通ったことを実感できるような製品を作りたいという。
Kickstarter で規定額以上出資すれば、同製品を手に入れることができるようだ。出資者の住んでいる地域ごとに設定し、出荷する。早ければ3月末から4月初めにかけて商品を郵送できるという。
将来的には、科学博物館や公共の場で同製品を展示したいという。
紹介動画 |
(この記事は、弊社姉妹サイトインターネットコムに2014年2月10日に掲載された記事を一部編集したものです)