
「Mile High Club(マイルハイクラブ)」は、ラスベガスの夜景を楽しみながらメイクラブしたいというカップルのリクエストに応えたサービス。起業家の Andy Johnson さん(32歳)が運営しています。

Johnson さんは6人乗りの小型機「セスナ421型機」を改造。機内から4つのシートを取り外し、空いたスペースにベッドを取り付け、カップルがメイクラブ可能な空間を作り上げました。

単にベッドが取り付けられただけではありません。機内にはカップルの気分を盛り上げるための様々な工夫がなされています。Johnson さんは照明を通常のものからムードたっぷりなものに交換。オーディオシステムも搭載しました。クッションもハート型のものを採用しています。また、当然のことですが、カップルの様子がパイロットから見えてしまったり、声が聞こえてしまったりといったことが起こらないための工夫も施されています。

衛生面にも気を使っています。ベッドまわりのクリーニングは、専門の業者に委託。利用者は、常に清潔なシーツを利用できます。ただし、シャワーは装備されていないので、事前に浴びてきて欲しいとのことです。

機内後部に残された2つのシートは、離発着時に使用します
このサービスに対する反応は様々。米国人は概ね好意的ですが、欧州の人からは時間が短すぎるという否定的な意見が多いようです。例えばあるフランス人は、「40分では無理だ。最低3時間は飛んで欲しい」といったコメントを残しています。
