
スポーツドライブロガーは、リアルとバーチャルの融合によりクルマの新しい楽しみ方を体験できる新装置。専用 GPS からの位置情報と「CAN」と呼ばれる車両内部のコンピュータからのデジタル通信情報を USB メモリーに転送する。転送される情報には GPS 信号、アクセルペダルストローク、ステアリング舵角、ブレーキ操作信号、シフト操作信号、エンジン回転数、車速などの走行データが含まれており、対応アプリケーションから利用できる。

スポーツドライブロガー作動スイッチ
対応アプリケーション第1弾は、PlayStation 3向け『グランツーリスモ 6』。4月7日にオンライン上で配信開始予定のソフトウェアアップデート(1.06)をインストールすることで、サーキットで実際に走行したデータを画面上に再現できる。

左:車載カメラからの映像、右:『グランツーリスモ 6』での再現映像
『グランツーリスモ 6』では、実際の走行データに基づいた走行シーンをゲーム画面上に再現できるうえ、再現された走行データとゲーム上で対戦することも可能。また、同ゲーム内のデータロガー機能と組み合わせることで、プロドライバーの走行データと自分の走行データとを比較。サーキットでのライン取り、ブレーキやアクセルの踏み込みタイミングといった運転テクニックを学習することも可能となる。

運転テクニックを学習することも可能
現時点で対応可能なサーキットは、富士スピードウェイ・国際レーシングコース、筑波サーキット・コース2000、鈴鹿サーキット・国際レーシングコースで、今後順次拡大する予定。

対応可能サーキットは、今後拡大予定