富士重工業は、2014年ニューヨーク国際自動車ショーで、新型「アウトバック」を公開した。


「アウトバック」は、「クロスオーバーコンセプト」を掲げるスバルのフラッグシップモデル。乗用車の快適性、SUV の走破性、ステーションワゴンの積載性を併せ持つビークルだ。新型アウトバックの開発においても、このコンセプトは引き継がれた。


「アウトバック」は乗用車の快適性、
「アウトバック」は乗用車の快適性、

SUV の走破性、
SUV の走破性、

ステーションワゴンの積載性を併せ持つビークル
ステーションワゴンの積載性を併せ持つビークル

新型アウトバックのエクステリアでは、ダイナミックで安心感を伴うボディ造形とサイズアップしたタイヤ、そして張りのあるフェンダーパネルで、AWD で路面をグリップする足腰の強さを表現した。

エクステリアでは、AWD で路面をグリップする足腰の強さを表現
エクステリアでは、AWD で路面をグリップする足腰の強さを表現

フロントはバンパーとの一体構造を採用したヘキサゴングリルとホークアイランプにより、「スバルのファミリーフェイス」を構成。そのフロントノーズから始まる立体的な造形をボディへ連続させる事で、よりダイナミックな造形表現を実現している。

フロントはヘキサゴングリルとホークアイランプでスバルファミリーフェイスを構成
フロントはヘキサゴングリルとホークアイランプでスバルファミリーフェイスを構成

リヤコンビランプにもヘッドランプと共通のモチーフを採用することにより、精悍な印象を前後で統一させた。またテール&ストップランプの光源に LED を採用し、質感を高めるとともに夜間の視認性を向上させている。

リヤコンビランプにもヘッドランプと共通のモチーフを採用
リヤコンビランプにもヘッドランプと共通のモチーフを採用

オプションで、パワーリヤゲートを搭載可能。リヤゲートを電動で開閉可能にするだけではなく、リヤゲート開度の設定や反転機能を備えており、ルーフキャリアに長尺物を積載した際などに優れた利便性を提供する。

オプションでパワーリヤゲートを搭載可能
オプションでパワーリヤゲートを搭載可能

インテリアでは、立体感のある筒型2眼メーターと多機能スイッチを備えた3本スポークステアリングを採用。メーター中央のディスプレイには大型のカラー液晶パネルを搭載している。上級仕様ではメーター部にブルーリング照明を配して先進的なスポーティ感を強調した。

立体感のある筒型2眼メーターと3本スポークステアリングを採用
立体感のある筒型2眼メーターと3本スポークステアリングを採用

センターパネル部には、直感的なタッチ操作が可能なセンターディスプレイを搭載。新世代のインターフェイスデザインにより、ナビやオーディオをはじめとする各メディアを手軽に楽しめるようになっている。

センターディスプレイからは様々なメディアを楽しめる
センターディスプレイからは様々なメディアを楽しめる

エンジンには、「2.5L 水平対向4気筒 DOHC NA エンジン」と、「3.6L 水平対向6気筒 DOHC NA エンジン」の2種類を用意。2.5L エンジンでは、FB25型水平対向エンジンの中速トルクを上げ、実用域での扱い易さや軽快な走りを実現した。最大出力は175馬力。3.6L エンジンでは、スバルが長年にわたり磨き上げた EZ 型水平対向エンジンを高トルク対応リニアトロニックと組み合わせた。これにより、ドライバビリティ向上と燃費性能向上を図っている。最大出力は256馬力。

「2.5L 水平対向4気筒 DOHC NA」と、「3.6L 水平対向6気筒 DOHC NA」の2種類を用意
「2.5L 水平対向4気筒 DOHC NA」と、「3.6L 水平対向6気筒 DOHC NA」の2種類を用意

安全装備としては、予防安全機能と運転負荷軽減機能を大幅に進化させた新型アイサイトや、死角検知機能「BSD」などを搭載している。

予防安全機能と運転負荷軽減機能を大幅に進化させた新型アイサイト
予防安全機能と運転負荷軽減機能を大幅に進化させた新型アイサイト

死角検知機能「BSD」
死角検知機能「BSD」