広い駐輪場に自転車を停めたとき、その場所がわからなくなること、ありますよね。特に、駐輪後に係の人が自転車を移動させてしまったときなどは絶望的です。


サウンドデザイナーの Andrew Spitz さんと、インターアクションデザイナーの Ruben Van Der Vleuten さんは、この問題を解決する自転車ベル「24H FROLIC – BIKE BELL」を開発、プロトタイプを公開しました。これさえあれば、自転車を探して何分も歩きまわることはありません。向いのホームや路地裏の窓、あるはずのないところをさまよう必要はもうないのです。

自転車がない!
自転車がない!

自転車がないんだってば!!
自転車がないんだってば!!

「24H FROLIC – BIKE BELL」は Bluetooth を活用した自転車用のベル。ベルと iPhone 用アプリで構成されています。


ベル内部には、小型の Bluetooth 発信器と、ベルを鳴らすためのクラッパーが取り付けられています。この発信器と iPhone をペアリングすれば、利用者が自転車から離れ、Bluetooth 電波が途切れたところで iPhone アプリが自転車の位置を地図上にマッピングする仕組み。次回アプリを起動したときには、自転車を駐輪した場所にアプリがナビゲートしてくれます。

ベル内部には、小型の Bluetooth 発信器が取り付けられています
ベル内部には、小型の Bluetooth 発信器が取り付けられています

「24H FROLIC – BIKE BELL」には、もう1つ機能があります。それは、ベルを鳴らして自転車の場所を教えてくれる機能。アプリ上のベルアイコンをタップすると、ベル内部のクラッパーが動作。ベルを鳴らして自転車の場所を知らせてくれます。この機能があれば、自転車が元の駐輪位置から移動されていた場合でも、音で現在位置を知ることが可能になります。

アプリ上のベルアイコンをタップすると、ベルが鳴り自転車の場所を知らせます
アプリ上のベルアイコンをタップすると、ベルが鳴り自転車の場所を知らせます

たかが自転車のベルにこれだけの技術を投入する意味はあるのか?と疑問に感じる方もいるかもしれません。でも、製作者の2人は毎日自転車探しに十数分を費やしていたのだとか。それが解消され、ストレスが軽減されるのであれば、開発するメリットは十分にあると、両氏は述べています。