日本スペースイメージングは、米国シリコンバレーの衛星画像サービス企業 Skybox Imaging が運用する人工衛星「SkySat-1(スカイサット1号機)」が撮影した高精細動画および高解像度画像の販売を、6月2日に開始した。30秒動画製品の新規撮影サービスを50万円から、高解像度画像製品の新規撮影サービスを10万円から提供する。


SkySat-1 は衛星直下1.1m分解能の高精細動画を1回の撮影あたり90秒間記録できる、世界初の動画撮影機能を備える商用観測衛星。地上の乗用車程度の大きさの物体を識別できる解像度を有し、これまでの静止画像では難しかった船舶・車両などの移動が把握可能となる。また、SkySat-1は、直下撮影時85cm分解能のパンクロマティックを中心に、近赤外のバンドを含む4バンドマルチスペクトル、パンシャープン等を含む高解像度画像も提供できる。


SkySat-1撮影画像例  北京空港、中国  2014年3月13日撮影
SkySat-1撮影画像例
北京空港、中国
2014年3月13日撮影

Skybox Imaging 社は衛星24機体制の運用を計画しており、日本スペースイメージングは同一地点を1日に複数回撮影ができる超高頻度撮影サービスなどを拡充していくとしてる。