都市部を自転車で走っていると、自転車を担がなければならないシーンに出くわすことがある。昔ながらの石作りの階段が残る下町を走っているときなどがそうだ。また、道路の横断で歩道橋の利用を強いられることも、まれにある。


ウクライナの Henry Teterin さんは、自転車用ショルダーベルト「BIKE Lift & Carry」を開発した。これを使用すれば、自転車をショルダーバッグのように、肩にかけて持ち運べるようになる。

自転車をショルダーバッグのように運べる「BIKE Lift & Carry」
自転車をショルダーバッグのように運べる「BIKE Lift & Carry」

「BIKE Lift & Carry」は、テーマパークや空港のチェックインカウンターなどでよく利用される「行列誘導テープ」にヒントを得た製品。通常はロール内にテープを収納しておき、必要に応じて引き出し、ショルダーベルトとして利用する。引き出す長さは、自転車のサイズなどにあわせて利用者が自由に設定可能だ。テープは、31キロまでの自転車に対応している。

空港のチェックインカウンターなどで利用される「行列誘導テープ」の例
空港のチェックインカウンターなどで利用される「行列誘導テープ」の例

「BIKE Lift & Carry」の利用では、必要に応じてテープを引き出し
「BIKE Lift & Carry」の利用では、必要に応じてテープを引き出し

ハンドルに固定してショルダーベルトとして利用する
ハンドルに固定してショルダーベルトとして利用する

階段などを登り終えたら
階段などを登り終えたら

ロール部分横のボタンを押してテープを収納する
ロール部分横のボタンを押してテープを収納する

自転車を持ち運ぶためのツールはほかにも多く販売されているが、「BIKE Lift & Carry」の特徴は片手が自由になること。他のツールでは右手を自転車を持ち上げるため、左手を車体を安定させるために使うため、両手がふさがってしまう。だが、「BIKE Lift & Carry」では肩で自転車の車重を支え、右手で車体を安定させる仕組みのため、左手がフリーになるのだ。これにより、ポケットのカギを取り出したり、ドアをあけたりといった作業が楽に行えるようになる。

なんなら、両手をフリーにすることだって可能だ!
なんなら、両手をフリーにすることだって可能だ!

Teterin さんは「BIKE Lift & Carry」の市販に向け、近く kickstarter による出資者募集キャンペーンを開始する予定。資金調達に成功した場合、2014年12月中旬の出荷開始を目指す。