プエルトリコのスタートアップ企業 ComQuest Ventures は、オスプレイのようなドローン(無人小型ヘリ)「Vertex」を開発した。オスプレイ同様、通常のドローンよりも高速に飛行でき、かつ航続距離も長いという特性を持っている。

オスプレイのようなドローン「Vertex」
オスプレイのようなドローン「Vertex」

「Vertex」のテイクオフでは、ヘリコプターモードを使用する。これにより、滑走路不要で、垂直離陸が可能となる。ある程度の高度まで上昇した後は、飛行機モードにトランスフォーム。これにより、より高速な飛行が可能だ。

「Vertex」のヘリコプターモード  プロペラは下を向いている
「Vertex」のヘリコプターモード
プロペラは下を向いている

飛行機モード  プロペラが後ろを向いているのがわかる
飛行機モード
プロペラが後ろを向いているのがわかる

ヘリコプターモードから飛行機モードへの切り替えは、リモコンによって操作。切り替えを行うと、プロペラの取り付けられている位置が移動し、「Vertex」を前進させるエネルギーを発生させる仕組みだ。

モードは、リモコンによって切り替えられる
モードは、リモコンによって切り替えられる

現時点では、「Vertex」の操作は操縦者によるリモートコントロールのみ。だが ComQuest Ventures は、自動操縦にも取り組んでいるそうだ。

市販されている一般的なドローンの航続距離は1回の充電で約16キロ。ホバリング可能時間は20分程度だ。「Vertex」も、ヘリコプターモードでは航続距離は6キロで、ホバリング可能時間は21分に過ぎない。最高速度は時速16キロに留まる。だが、飛行機モードにトランスフォームすれば、航続距離は約40キロ、飛行可能時間は約48分にまで延びる。最高速度は、なんと時速48キロにも達するそうだ。

飛行機モードにすれば、遠くまで飛べるようになる
飛行機モードにすれば、遠くまで飛べるようになる

一般的なドローン同様、GoPro などのカメラを取り付けることも、もちろん可能だ。

GoPro を取り付けて撮影した例
GoPro を取り付けて撮影した例

ComQuest Ventures は現在、「Vertex」の市販に向けて、kickstarter で出資者を募集している。1,155ドル出資すると、「Vertex」を一台入手可能だ。出荷は2015年11月頃を予定している。


オスプレイみたいなドローン「Vertex」