BMWが東京モーターショーで特に展示に力を入れていたクルマが「740Li」。10月末から販売の始まった高級セダンだ。リモコンで自動で駐車、車庫入れができる「リモート・コントロール・パーキング」が話題だが、内外装も瀟洒だ。

新型「7」シリーズに共通する特徴として、幅の狭い場所へ駐車する際など、「BMWディスプレイ・キー」を使って車外から遠隔操作ができる。センサーで周囲を見張り、歩行者の不意な飛び込みを検知すると駐車を自動停止する機能もある。2016年中旬にも使えるようになる見通し。



さて740Liのエクステリアをみると、フロントは上下をカットした丸型4灯のヘッドライトで精悍さを打ち出し、直立した大きなキドニー・グリルでBMWのフラッグシップ・モデルとしての存在感を主張している。


キドニー・グリルに「アクティブ・エア・ストリーム」を初採用。キドニー・グリル・バーとその内部に組み込んだエア・フラップで、普段は空気抵抗を減らすため閉じているが、エンジンやブレーキに冷却が必要な際には自動で開く。またフロント・バンパーの左右に大きく広がるエア・インテーク、その外側の開口部に配置したクローム・バー、そして水平に配置されたLEDフォグライトで、ワイドなボディを強調している。

サイドはゆるやかに傾斜したルーフ・ライン、力強い曲面を描くサーフェス、フロントからリヤのテールライトまで精密に描かれた2本のショルダー・ラインが特徴。Bピラーからホフマイスター・キンクを形成するウインドー・フレームは切れ目のない1ピース構造。フロント・サイド・パネルに設けた「エア・ブリーザー」からドア下部へ続くクロームのストライプも目を引く。


リヤはL字型テールライトでよりワイドな印象を持たせ、クロームのフレームで囲んだエグゾースト・テール・パイプが繊細なディテールを表している。


インテリアは室内を取り囲むインテリア・トリムと、上下に鮮明に照らし出されるアンビエント・ライトで水平ラインを強調し、インテリア全体の一体感を演出している。標準装備の「レザー・フィニッシュ・ダッシュ・ボード」で高級感を演出する一方、「iDrive」コントローラーの周辺や、センター・コンソールのコントロール・パネルにはアルミニウムを使った。 標準装備の上質な「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー」には、エレガントなステッチ加工を施している。