AudiはV10エンジンの10周年を記念した「R8 V10 Decennium(ディセニアム)」を発表した。ブラックにこだわった、世界222台限定のリミテッドエディション。
エンジンには5.2 FSI自然吸気の最もパワフルなタイプが搭載された。最高出力456kW(620hp)、最大トルク580Nmを発揮するこのエンジンは0~100km/h加速3.1秒、最高速度331km/hを達成している。
エクステリアには専用カラーの「デイトナグレイ マットエフェクト」が採用され、ブラックのアウディリングが装着された。
フロントスポイラー、サイドシル、ディフューザーもグロスブラックで塗装された。20インチホイールと5.2 FSIエンジンのインテークマニホールドはマットブロンズ仕上げとされている。
インテリアもブラック基調で仕上げられ、グロスカーボンファイバー製のインレイがアクセントとして配されている。スポーツシートにキルティングされたランバス(ひし形)パターンのステッチもグロスブラックで仕上げられ、コントラストステッチにはグロスコッパートーンが採用された。
ステアリングホイールとセレクターレバーには、センターアームレスト、ドアアームレスト、ドアレールと同様、コッパーカラーのステッチが施されている。
ドアにはプロジェクターライトが設置されており、“Decennium”のロゴに加え、各モデル専用のシリアル番号を地面に投影する。
「R8 V10 Decennium」の日本市場への導入時期、台数、諸元については未定。