EarthRoamerは、フォードのピックアップトラックFシリーズをベースにしたキャンピングカーで知られるビルダー。高いオフロード性能とソーラーパネルなどによるオフグリッド性能、そして一般家庭のようなインテリアが特徴となっています。
(画像は別モデルの内装。でも「LTi」の内装もこれに似ています)
今回紹介する「LTi」は、従来製品の良さを受け継ぎつつつつも、オールカーボンファイバーボディを採用しているのが特徴。これにより、より強固でより軽いキャンピングカーに仕上がりました。
「LTi」は最低地上高約32センチ、アプローチアングル30度、デパーチャーアングル22度、ブレークオーバーアングル14度というオフロード性能が売り。これに加えて、ボディが強固かつ軽くなったことで、EarthRoamerならではのオフロード性能がより高まっています。
そしてブレークオーバーアングル14度というオフロード性能
搭載されるドライブトレインは最高出力330PS、最大トルク1,017Nmを発生する6.7L V8ディーゼルターボと、10速ATの組み合わせ。オールカーボンファイバーで軽量化されたボディをパワフルに引っ張ります。
さてこの「LTi」、オールカーボンファイバーボディーというだけでかなり驚きなのですが、実はその他の仕様もかなり規格外。ウォータータンクには約379Lもの水をためて置けます。
ソーラーパネルの発電量は1.32kW。そしてこのパネルが発電したパワーを蓄電するリチウムイオンバッテリーの容量はなんと11kWh。実にアメリカンな、物量押しな仕様を見ることができます。
ベース価格は59万ドル(約6,400万円)。装備を追加することで、実際の購入価格は70万ドル(約7,620万円)程度になることが多いそうです。
日本への配送についてEarthRoamerに尋ねたところ、同社マーケティング担当のMaizie Graceさんより、「私たちは世界中どこからの注文にもおこたえします」という頼もしい回答が。欲しいと思った方、Webサイトから問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
(本稿内の画像はEarthRoamerより許諾を得て、同社公式Webサイトより転載しています)