川崎重工は「Z H2」を、東京モーターショーで公開した。カワサキスーパーネイキッドZシリーズの新たなフラッグシップモデル。
カワサキ「Z H2」、東京モーターショーで世界初披露
搭載された998cc水冷並列4気筒バランス型スーパーチャージドエンジンは、高出力と強烈な加速力、日常の走行シーンでの扱いやすさを発揮する。さらに「Z H2」専用のエンジンセッティングを施すことで、低中速回転域におけるスムーズな加速感を実現した。
新設計のトレリスフレームや、先進的なフロントサスペンションシステム「SFF-BP」を採用した車体は、スーパーネイキッドモデルに求められる軽快なハンドリング性能と、スーパーチャージドエンジンのパワーを受け止める高い剛性を両立している。
スーパーネイキッドモデルに求められる軽快なハンドリング性能を提供
スタイリング面ではZシリーズが持つ「Sugomi」デザインを体現。これに加えて、スーパーチャージャーのエアインテークダクトを活かした左右非対称のデザイン、フレームマウントのヘッドライトを採用し、これまでのZシリーズのモデルとは一線を画す斬新なイメージとした。
インテグレーテッドライディングモードをはじめとした先進的な電子制御技術に加え、フルカラーTFT液晶のインストゥルメントパネル、スマートフォン接続機能など、多数のライダーサポートシステムを搭載している。
フルカラーTFT液晶のインストゥルメントパネル装備
「Z H2」は参考出品。なお、東京モーターショーの開催期間はプレスデーが10月23日から24日までで、一般公開日は10月25日から11月4日まで。