昨年、プロトタイプが発表され話題となった“絶対盗まれない”自転車「FrameBlock」。開発元であるイタリアの自転車メーカー MilanoBike は、この「FrameBlock」の市販に向け、kickstareter でのキャンペーンを開始しました。

“絶対盗まれない”自転車「FrameBlock」。
“絶対盗まれない”自転車「FrameBlock」。

「FrameBlock」は、フレームにロックを組み込んた自転車。このロックを切断すると、盗難車であることが一目瞭然となり、街中を走行することや、転売することがほぼ不可能になります。これによって、自転車泥棒による盗難を防ぐというのが、「FrameBlock」のコンセプトです。

「FRAMEBLOCK」は、フレームにロックを組み込んた自転車
「FRAMEBLOCK」は、フレームにロックを組み込んた自転車

「でももし自転車泥棒が、ロック部分を完全に自転車から切り離してしまったら、盗難車だとわからなくなるのでは?」そう考える人もいるでしょう。そのような場合、「FrameBlock」のフレームはばらばらに崩壊し、走行不可能になるのだそうです。

また、ロックが自転車本体に組み込まれたことで、ロックをどこかに置き忘れてしまったり、走行中に落としたりすることがなくなるというメリットもあるのだとか。

ほぼ同じコンセプトを持つ自転車としては、やはり“絶対盗まれない”と謳っている「YERKA」があります。では「YERKA」と「FrameBlock」の違いはどこにあるのでしょうか?

元祖(?)“絶対盗まれない”自転車「YERKA」
元祖(?)“絶対盗まれない”自転車「YERKA」

最大の違いは、ロックの素材とその柔軟性にあります。「YERKA」のロック部分は素材が鉄パイプなので、ロック時のポジションは1つだけ。駐輪したい場所にポールなどがない場合は、自転車をロックできません。でも、「FrameBlock」ではロック部分が柔らかい素材でできており、駐輪する場所の状況に合わせて、後輪、ペダル、シートなど、様々な部位をロック可能になっているのです。

リアホイールをロックした例  近くにポールがない場合には、これで我慢?
リアホイールをロックした例
近くにポールがない場合には、これで我慢?

ペダルをロックした例
ペダルをロックした例

前輪とシートをロックするという、アクロバットなポジションも可能。ここまでくると、なんだか中国雑技団の妙技のようにも見えますが、このようなロック方法が有効な場所も、あるかもしれません。

前輪とシートをロックした例  気のせいか、辛そうに見えます…。
前輪とシートをロックした例
気のせいか、辛そうに見えます…。

モデルは kickstarter Edition と Original の2種類。どちらも kickstarter で500ドル出資することで入手できます(日本への送料が別途185ドル必要)。出荷時期は2015年の10月頃。キャンペーン終了後の市販価格は600ドルが予定されています。

「FrameBlock Original」モデル
「FrameBlock Original」モデル