米国ニューヨーク州に本拠を置くre.mo.bicは、エアポンプ付きの自転車用シートポスト「AIRSUPPLY」を開発した。このシートポストを自転車に装着すれば、サイクリストはいつでもどこでも、タイヤに空気を入れられるようになる。

エアポンプ付きの自転車用シートポスト「AIRSUPPLY」
エアポンプ付きの自転車用シートポスト「AIRSUPPLY」

「AIRSUPPLY」は、愛車のシートポストとリプレイスして使う製品。自転車を改造する必要がなく、また、お気に入りのサドルを交換する必要もないのが特徴だ。

使用中のシートポストを取り外し  代わりに「AIRSUPPLY」を取り付け
使用中のシートポストを取り外し
代わりに「AIRSUPPLY」を取り付け

フロアポンプより小型軽量(480グラム)なので、常に持ち運んでいてもサイクリストに負担をかけない。また、携帯用のハンドポンプよりも効率よく楽に空気を入れられる。

前輪へのエア充填にも対応
前輪へのエア充填にも対応

使用するには、本体のツイストリリースをひねる。すると、シートポスト内に組み込まれていたピストン棒が飛び出す仕組みだ。続いて本体ケース内部からホースを取り出し、口金をタイヤのバルブに取り付ける。あとは、通常の空気入れのハンドルを上下させるようにサドルを上下させれば、タイヤに空気を入れられる。

タイヤのエアが甘いと感じたら
タイヤのエアが甘いと感じたら

「AIRSUPPLY」の本体ケース内部からホースを取り出し
「AIRSUPPLY」の本体ケース内部からホースを取り出し

口金をタイヤのバルブに取り付ける
口金をタイヤのバルブに取り付ける

サドルを上下させれば、タイヤに空気が入っていく
サドルを上下させれば、タイヤに空気が入っていく

日本でこの製品に対する需要があるのかどうかは、ちょっとよくわからない。自転車用の空気入れは1,000~2,000円程度でそれなりの品質のものが手に入るし、出先でエアが抜けた場合の対策としてはCO2ボンベを持ち歩いた方が手軽だろう。

参考画像:CO2ボンベ  こちらの方が手軽で早い?
参考画像:CO2ボンベ
こちらの方が手軽で早い?

だが例えば、マンション住まいで部屋と駐輪場が遠く、空気が抜けていることに気付いてから部屋に空気入れを取りに行っていたら、学校・会社に遅刻してしまう、といった状況では役に立つかもしれない。

また、仲間と一緒にツーリングをするとき、「AIRSUPPLY」を装着して登場したら、その日の主役になれるだろう。その日だけ、という気もするが。

re.mo.bicは現在、「AIRSUPPLY」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。記事執筆時点では40ドルの出資で「AIRSUPPLY」を1台入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は60ドル前後となる。出荷は2017年の3月頃に予定されている。