「DX」は自動充電機能付きの電動アシストMTB。シンガポールに本拠をおくDexquisite Groupが開発した。
時速17キロ以上で走行しているときと、坂を下っているときにバッテリーを充電する自動充電機能を持つのが特徴。うまく活用すれば、アシスト可能距離を7割強のばせるという。
搭載されるバッテリーは10.4Ah。このバッテリーはAC電源でフル充電すれば、最大45キロのアシストが可能だ。だが自動充電をうまく活用することで、最大で77キロ程度までアシスト距離をのばせるという。
バッテリーはフレーム内に隠されているタイプ。モーターにリアハブを採用したことと合わせ、電動アシストには見えないルックスの獲得に成功している。
ルックスは、パーソナライズが可能。基本カラーはマットブラックだが、購入者の希望により、2トーンカラーを含む他のカラーに仕上げることが可能だ。
プレゼントにぴったりかも?
電動ではあるが、折り畳み機能も装備。クルマのトランクに載せてMTBパークに移動できる。折り畳みに必要な時間はわずか7秒なのだとか。
その他、主な仕様をまとめると、ディスプレイはカラーLCD、フレームは航空機グレードの6061アルミ合金、変速機にはシマノ7速、制動装置にはTektroディスクブレーキが採用されている。
Dexquisite Groupは現在、「DX」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。キャンペーンでは日本向けのSECRETページが用意されていて、このページからは888ドルの出資で日本仕様車の「DX」を入手可能だ。出荷は2019年8月に予定されている。