
帆船「みらいへ」、一般の人でも乗れるのが特徴だ (C)Photo:D.Taneshima
みらいへは、風をはらんで洋上を走る、日本でも数少ない帆船の1つ。3本マスト、13枚の帆を備え、旅客定員は38人。ほかの帆船と異なり、一般の人が自由に乗れるのが特徴。普段は船の操り方や航海の仕方を学ぶセイルトレーニングに使われているが、イベントも開催する。
今回は「大航海時代~シェリーと帆船」と題し、みらいへで1~2時間程度航海しながら、シェリー酒の歴史や文化を学ぶ。東京・五反田にシェリー酒専門バー「SherryMuseum」を構える中瀬航也氏が同乗し、詳しく語ってくれるそう。
シェリー酒について、専門家の中瀬航也氏(右)が詳しく語ってくれる
また帆船の中で、実際に3種類のシェリーを楽しめる。生ハムやチーズ、乾パン、ピクルスといったおつまみも出るそう。
このほか展帆のためのロープ引きなどにも希望すれば参加できるとか。
9月2日までに事前申し込みが必要。料金は1人1万2,000円。ちなみに、お酒が登場するイベントではあるが、安全のため持病がある人や体調不良の人はもちろん、泥酔した人も乗船できない。しらふでの参加が前提だ。