展示テーマは「百花繚乱80's」。日本メーカーの独創性と品質へのこだわりが欧米メーカーに追いつき、さまざまな技術や新車型が開花していった1980年代のクルマを取り上げる。
日産が展示するのは「フェアレディZ Z32型」(1989年)。Zの伝統を体現しつつ、当時の最新技術を搭載した。

「フェアレディZ Z32型」(1989年)
ホンダは「ホンダ シティ」のオープンモデル「ホンダ シティ・カブリオレ」(1984年)を展示。「シティは、ニュースにあふれてる」のキャッチコピーで人気となり、「トールボーイ スタイル」の先駆けとなった。

「ホンダ シティ・カブリオレ」(1984年)
SUBARUからは、当時納車待ちの長さがニュースにもなった「アルシオーネ」(1989年)。水平対向6気筒を搭載し、量産車としては世界トップレベルの空力性能を持つ高速AWDツアラーとして話題になった。

「アルシオーネ」(1989年)
SUBARUはまた、「レガシィ ツーリングワゴン」(1990年)も展示する。「世界一よく走るクルマ」を目指してボディ・エンジンを新設計し、セダン同様の運動性能とワゴンの実用性によってワゴンブームの先駆けとなった。

「レガシィ ツーリングワゴン」(1990年)
トヨタは「カリーナED」(1985年)を出展。「ピラーレス 4ドア ハードトップ」として4ドアの新しい市場を開拓した。

「カリーナED」(1985年)
トヨタからは「MR2」(1984年)も展示される。気軽に乗れるスポーティ・パーソナルカーを目指して開発された国産初の量産ミッドシップ。

「MR2」(1984年)
LEXUSブランドからは「LS400」(1990年)が出展される。

「LS400」(1990年)