トヨタ自動車は、高級車「クラウン」に一部改良を施して発売した。「アスリート」「ロイヤル」「マジェスタ」各シリーズが対象。視野の外にあるクルマや歩行者との事故を防げる「ITS Connect」に対応している。



各車種ともクルマ同士や道路上のセンサーが通信し、事故や渋滞を防ぐシステム「ITS」と連携できる。例えば道路上のセンサーと通信することで、クルマに搭載したカメラやレーダーの範囲外から近づくほかのクルマや歩行者を察知でき、ぶつかる危険を減らせる。


ほかにも車種ごとに多くの変更を施している。アスリートは2.0L直噴ターボエンジン(8AR-FTS)初搭載。最大トルクを1,650~4,400rpmの幅広い回転域で発生させるという燃費効率はJC08モードで13.4km/Lとする。

エクステリアの改良点としてフロントグリルに見る角度で表情を変える立体メッシュ形状を採用し、押し出しのよさを強調した。フロントバンパー下端まで伸ばしたグリル枠で低重心をあらわし、グリル両側のバンパーはコーナーへの張り出しと、後方へ向かう立体的な造形により、ワイド&ローの構えを強調し、ダイナミックさを表現したという。


1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能なBi-Beam LEDヘッドランプに加え、デイライト機能付の面発光LEDクリアランスランプを採用して精悍さと先進性を強調したとする。またリヤランプを一回り大きなリング形状としている。

インテリアには、メノウ積層柄加飾パネルを採用し、工芸品のような透明感と深みを表現した。ターボエンジン搭載車には専用の内装色プルシアを加え、スポーティさを打ち出している。


ロイヤルは、フロントバンパーに厚みを持たせ、グリル横の立体感を際立たせたことにより、押し出し感が強く、より上質感を表現した。ロアグリルを一層低く設定し、中央部より両サイドに伸びたクローム加飾でフォグランプを囲むように配置し、低重心を強調している。


インテリアには、立体感のある細かい木目調をベースにした格子柄パネルを採用。また、内装色ブラック×ブラウンアクセントを新たに設定する。


マジェスタはセルフリストアリングコートを新たに採用している。また各車種ともボディ接合部の剛性強化、フロント・リヤサスペンションのチューニングを行っている。


希望小売価格はアスリートが388万円(税込、以下同じ)から、ロイヤルが373万円から、マジェスタが633万円から。