トヨタ「ランドクルーザー」シリーズのグローバル累計販売台数が1,000万台超えを果たした。「トヨタジープBJ型」が1951年8月1日に販売開始されて以来、68年かけて達成された快挙。
(画像は1951年8月1日に発売された「トヨタジープBJ型」)
「ランドクルーザー」とは“陸の巡洋艦”の意味。1955年に発売されたクラウンや、1966年に発売されたカローラよりも長い歴史を持つ、トヨタNo.1のロングセラーカーだ。現在では約170の国と地域で販売されており、2018年のグローバル販売台数は約37.9万台に達した。
開発思想として「信頼性、耐久性、悪路走破性」を掲げており、その思想通り「行きたいときに、行きたいところに行って、必ず帰って来られる」クルマとして世界各地で重用されている。トヨタによれば、製造から50年以上経過したランドクルーザー40系がいまもUAEの漁村で現役で使われている例があるという。
この海が日本海に見えるのは私だけだろうか?
コスタリカでは、標高3,500メートルの急斜面でニンジンの収穫の足として活躍しているそうだ。
うちの田舎に似ている…。
日本でも高い人気を維持している。2014年に期間限定で復活した「ランクル70」は発表からわずか1か月で3,600台と、月販目標台数もの18倍の受注を記録した。
高い耐久性はそのままに、現代的な内外装デザインを採用した
歴代のランドクルーザーシリーズは以下の通り。
■トヨタブランド
◆ヘビーデューティー系
トヨタジープBJ型、ランドクルーザー20系・40系・70系
◆ステーションワゴン系
ランドクルーザー55系・60系・80系・100系・200系
◆ライトデューティー系
ランドクルーザー70系ワゴン・70系プラド・90系プラド・120系プラド・150系プラド
■レクサスブランド
LX450・470・570、GX470・460