BMW 新型1シリーズ発表

BMW 新型1シリーズが8月28日に販売開始された。BMWの最もコンパクトなモデルの第3世代で、日本のBMWとしては初めてタイヤ・スリップ・コントロール(ARB)が搭載されている。

BMW 新型1シリーズ発表

ARBはエンジン・コントロール・ユニットで直接スリップ状況を感知し、その信号を直接エンジンに伝達する機能。ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由せずに以前の約3倍のスピードで信号を伝達し、FF車特有のアンダー・ステアを大幅に抑制可能とした。


BMW 新型1シリーズ発表

エンジンには最高出力140PS、最大トルク220Nmを発揮する1.5L直列3気筒ガソリンタイプが採用されている。

BMW 新型1シリーズ発表

エクステリアでは、大型化し中央部が連結した新世代デザインのキドニー・グリルを採用。4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトとあわせ、より若々しい印象のフロントフェイスを形成した。

BMW 新型1シリーズ発表

サイドはリヤ・ホイールを強調するシルエット。リアは低重心なシルエットに、新デザインのL字型テール・ライトをアクセントとしている。

BMW 新型1シリーズ発表

インテリアはFF方式の採用により、後部足元のスペースが約40ミリ拡大された。コックピットでは5.1インチのメーター・パネル・ディスプレイと8.8インチのコントロール・ディスプレイを装備。オプションで10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットやBMWヘッドアップ・ディスプレイがラインアップされている。

BMW 新型1シリーズ発表

BMW 新型1シリーズ発表

ラゲッジ・ルームの容量は20L増加した380L。容量は後席を倒すことで、最大1,200Lまで拡大可能だ。

BMW 新型1シリーズ発表

BMW 新型1シリーズ発表

「BMW M135i xDrive」をラインナップ。最高出力306PS、最大トルク450Nmを発揮する2.0L直列4気筒エンジンを搭載し、BMWのインテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveを採用している。また、新開発の機械式トルセン・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを標準装備して、よりスポーティかつ俊敏な走りを実現している。

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デザイン面ではメッシュ・デザインのキドニー・グリルや、直径100mmのデュアル・エキゾースト・テールパイプを採用。キドニー・グリルやエア・インテーク・トリム、ミラー・キャップ等はセリウム・グレーに統一することで、よりアグレッシブな外観とした。

BMW 新型1シリーズ発表

メーカー希望小売価格はBMW 118iが334万円、BMW 118i Playが375万円で、BMW 118i M Sportが413万円。BMW M135i xDriveが630万円。納車は11月以降に開始される予定。