BMW 4シリーズのコンセプトカー「Concept 4」がフランクフルトモーターショーで公開された。
まず目を引くのは格子状のデザインを採用した縦長キドニーグリル。このキドニーグリルは「Concept 4」のフロントフェイスを際立たせるだけでなく、BMWの過去の名車であるBMW328やBMW 3.0 CSiをも想起させるものだ。
スリムなツインヘッドライトはわずかに角度が付けられており、キドニーグリルと合わせ個性的なフロントフェイスを形成した。LEDライトにはガラスカバーが装着されていない。これにより現代的な外観に加え、技術的な洗練性の高さをアピールしている。
サイドは長いボンネットと流れるようなルーフライン、ロングホイールベースとショートオーバーハングが、エレガントでありながらダイナミックなクーペの輪郭を創出しており、静止していてもいまにも走り出しそうな雰囲気を作りだしている。
サイドでは薄いドアミラーも気になるが、これはアルミニウムの一体成型なのだとか。
リアはスポーツカーに相応しく、低く構えたプロポーション。垂直なエアアウトレットが「Concept 4」のリア下部を形成し、このクルマのワイドなスタンスを強調している。
「Concept 4」はBMW 4シリーズの外観を指針を示すもの。スペックなどについては発表されていない。