モト・グッツィが新型「V7」を発表した。先代のエンジンと比較して最高出力が25％アップした850ccエンジンを搭載している。


最高出力は先代モデルでは6,200rpmで52HPだったのに対し、新型では6,800rpmで65HPを発生する。最大トルクでは先代が4,250rpmで60Nmだったのに対して、新型では5,000rpmで73Nmに向上。3,000rpmで80％以上のトルクを発生可能となった。


外観では、排気量拡大に合わせたエキゾーストシステムなどが特徴的。ワイドになったリアタイヤや頼もしくなったKYB製リアショックアブソーバーなど、後ろからのフォルムが見る人に強いインパクトを与える。


安全・快適装備では、MGCTトラクションコントロールが標準装備された。

モデルは力強くミニマルな「V7ストーン」と、クラシカルでエレガントな「V7スペシャル」の2つが用意されている。このうち「V7ストーン」では、ヘッドライトにモトグッツィイーグル形状のDRLを含む新しいフルLEDランプシステムを採用している。インスツルメントパネルにはデジタルのシングルメーターが採用された。足元では新デザインのアルミニウム製キャストホイールを採用し、リアには幅の広い150/70タイヤが装着される。


「V7スペシャル」では二眼アナログメーター（スピードメーターとレブカウンター）を採用。足元ではクラシックなスポークホイールを採用した。


カラーバリエーションは、「V7ストーン」はブラック、ブルー、オレンジのサテン仕上げの3色で、「V7スペシャル」はブルーとグレーをラインアップする。

日本での発売時期や販売価格については後日発表の予定。