ジャガーは英国ロンドンで、ボディにアルミニウムを多用した新型車「XE」を公開した。ジャガーのサルーン・モデルにはすでに「XF」と「XJ」が販売されているが、今回公開されたエントリーモデルの「XE」により、ラインアップが完成する。


アルミニウムを多用した「XE」は、「モジュラー車体構造」を初めて採用したモデル。これにより、「XE」はこれまで生産されたジャガー・サルーンの中で最軽量でありながら最も強靭、そして最も空力特性に優れたモデルとなった。ジャガーのケビン ストライド氏はこのモジュラー車体構造の効果について、「従来はもっと上のセグメントのモデルが提供していた俊敏性と洗練性レベルを、これまでにないバランスで実現することが可能となった」と説明している。


アルミニウムで造型されたボディは、完璧なプロポーションを実現。短いフロント・オーバーハング、長めのリア・オーバーハング、そしてキャビンを後方寄りに配置したことで生まれたダイナミックなスタンスをもつ「XE」が完成した。この車体構造により、「XE」は低くスポーティーなドライビング・ポジションと、クーペを髣髴させる流れるような輪郭を両立している。


エクステリアの流線型の造型にもかかわらず、フロントおよびリアの乗員には、余裕あるヘッドルームとレッグルームが確保された。テクニカル・ファブリック、きめの細かいレザー、そしてコントラストを生み出すツインニードル・スティッチなどのディテールへのこだわりが、キャビンにオーダーメイドのような質感をもたらしている。


「XE」の最上位モデル「XE S」に搭載されるのは、最高出力340PS、最大トルク450Nm を発生する3.0リッター V6 スーパーチャージド・エンジン。これに、パドルシフト・コントロールを備えた8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせることで、0-100km/h 加速は5.1秒、最高速度約250km/h を実現している。

ステアリングには、油圧式よりもエネルギー消費が少なく、卓越したレスポンスとステアリングフィールを提供すべくチューニングされた電動パワーステアリングが、ジャガーとして初めて採用された。


「XE」シリーズの全容は、10月のパリ・モーターショーで公開される。発売は2015年を予定。