

ポルシェ911タルガ4 GTS は、「911タルガ」シリーズの50周年を記念し、パワフルな GTS コンセプトを融合させたモデル。4WD システムとロールオーバープロテクションバーは安全性の高いドライビングプレジャを約束し、自動格納ルーフはドライバーに開放感を与えるとしている。



最高出力 430PS(316kW)の GTS エンジン、標準装備のスポーツクロノパッケージ、PASM シャシー、20インチ ホイール、そしてスポーツエグゾーストシステムを備える。トランスミッションは7速 PDK。またエクステリアおよびインテリアの専用装備でスポーティなスタイリングを強調している。
ニューカイエン ターボSは、エグゾーストマニホールドに統合したターボチャージャによる新しいエンジンチャージングコンセプトが主な特徴。最高出力は先代を 20PS 上回る570PS(419kW)に引き上げている。最大トルクは先代より 50Nm 増えた 800Nm。新型ターボチャージャによりツインターボエンジンのレスポンスを向上させている。トランスミッションは8速ティプトロニック S。


安全装備などを見ると、ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)とアクティブ制御によるロール抑制システムのポルシェ・ダイナミックシャシ・コントロールシステム(PDCC)、ダイナミックな操縦性と安定性を高めるポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)、アクティブ制御 4WD システムのポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)などがある。これらの相互作用により高度なドライビングダイナミクスとトラクション、さまざまな速度域における俊敏性をもたらすという。
いずれもステアリングは左、右両方を設定している。