路面電車「都電荒川線」にサクラの装飾を施した恒例の特別列車「都電さくら号」が今年も期間限定で登場する。沿線の花見スポットを巡るのにぴったりで、大学・高校入試などのあとの息抜きや気持ちの切り替えにもよさそうだ。


都電さくら号は3月18日~4月15日の期間、東京都交通局が運行する。青いレトロ車両「9002号」車内を桜のステッカーや造花で装飾し、花見気分を盛り上げる予定だ。

運行状況は東京都交通局の Web サイトで検索できる。「車両検索」から「車号」を選べばよい。

さくら号で回れる荒川線沿線の花見スポットとしては、まず「荒川自然公園」がある。ここは荒川二丁目停留場 すぐそば。東京都の「新東京百景」に選ばれた公園で、広い園内では例年、見事なソメイヨシノを楽しめる。近接する三河島水再生センターのサクラとともに都電の車内からも眺められる。

荒川二丁目停留場
荒川二丁目停留場

また飛鳥山停留場そばの「飛鳥山公園」も名所。約300年前、八代将軍徳川吉宗が享保の改革の一つとして、江戸庶民の行楽の地とするために植えたサクラが咲いている。山全体をたくさんの花が包み込むような景色が特徴だ。

飛鳥山公園そば
飛鳥山公園そば

鬼子母神前停留場から徒歩8分の「法明寺」も、参道に多くのソメイヨシノが植わっており、江戸時代から名高いサクラ並木となっている。

法明寺の桜並木
法明寺の桜並木

面影橋停留場そばの「高戸橋」周辺は、コイなどが泳ぐ神田川と、遊歩道に咲くサクラが美しい。川の両岸のサクラがアーチを作り、空が見えないほどに咲くのが特徴。都電がすぐそばをゆったりと走るため、見物がしやすい。4月5日にはイベント「早稲田さくらまつり」も開かれる。

面影橋そば
面影橋そば