
駅弁誕生130 周年記念弁当・仙台駅
「気仙沼産ふかひれと仙台名物牛たん弁当」
「気仙沼産ふかひれと仙台名物牛たん弁当」
駅弁。駅で買える弁当。それは鉄道旅行を彩る至高の楽しみと表現しても過言ではない(※記者の感想です。駅弁に対する興奮には個人差があります)。
駅弁屋さんの業界団体である「日本鉄道構内営業中央会」によると、日本での駅弁の歴史は明治18年(1885年)7月16日、JR 東日本の前身の1つである日本鉄道の宇都宮駅で、旅館「白木屋」が「黒ゴマをまぶしたおにぎり2個とタクワン」を竹の皮で包んで販売したのが始まりだとする説が有力。最初はとても質素な献立だったようだ。
しかしその後、駅弁は進化を続け、種類も増加の一途をたどり、今や全国津々浦々、鉄道の通るところには必ずと言っていいほど色とりどりの弁当が売られている。
そんな駅弁を記念し、たたえるのが、4月10日の駅弁の日。ちなみになぜこの日かというと「弁」の文字が「4」と「十」の組み合わせでできているように見えるからだとか。
ともかく、今回の仙台駅での駅弁まつりは130周年にふさわしい規模で開催中。JR 東日本の仙台支社は、北は北海道から南は九州まで、各駅の名物駅弁を取り揃えたと胸を張る。

駅弁誕生130 周年記念弁当・米沢駅
「うまか牛コラボ焼肉弁当」
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ふくしまディスティネーションキャンペーン オリジナル弁当・郡山駅
「ふくしま花実山べんとう」
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仙台駅初登場弁当・小樽駅
「百花繚乱いくら華吹雪」
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今週末にかけて仙台駅を利用する人は、同駅2階中央改札口前のコンコースを覗いてみてはいかがだろうか。販売時間は10時~18時。販売予定個数は各日約3,500個で、売り切れ次第終了だそう。