
B-1 グランプリと言えば、全国のご当地グルメを研究する団体が競い合いながら、地域おこしに取り組む催しで、2006年から年1回開催している。年々規模を拡大し、熱い盛り上がりを見せるが、公認の常設店といったものはあまり見かけない。
となると、JR 東日本グループが立ち上げる「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は相当注目を集めそう。秋葉原という訪日外国人観光客の多く訪れる立地に開くのは、日本各地の食文化を東京のみならず海外の人に伝えるためだとか。いわば地方のアンテナショップの意味合いがある。
秋葉原 電気街口からは徒歩約3分で、店内では過去 B-1 グランプリに出たさまざまなご当地グルメが味わえる見通し。営業時間は11時~22時。B-1 グランプリを支える「愛 B リーグ」に加盟する70団体が順次入れ替わりで店を出すらしい。

オープン当初のメニューなどはまだ明らかになっていないが、JR 東日本が参考として幾つか人気のご当地グルメを挙げている。第1回、2回の B-1 グランプリを連覇した「富士宮やきそば」、第5回優勝の「甲府鶏もつ煮」、第7回の覇者「八戸せんべい汁」、そして第9回優勝の「十和田バラ焼き」などだ。




いずれも想像するだけでお腹が減って来る。果たして夏の秋葉原ではどんな味が楽しめるのか、今から少し、いやだいぶ待ち遠しい。