ウェザーニューズは、8月7日〜16日の天気予報を発表した。今週末は太平洋高気圧に覆われて東〜西日本ではよく晴れ、お盆休みで一番のレジャー日和になりそうだとしている。だが、10日以降は次第に大気の状態が不安定となり、ゲリラ雷雨が発生しやすくなるという。

■お盆休み期間中の天気
今週末は太平洋高気圧の勢力が強く、西〜東日本を中心によく晴れて、お盆休みで一番のレジャー日和になる。暑さが厳しいので、熱中症に注意が必要。



10日以降は太平洋高気圧の勢力が次第に弱まり、8月初めのような猛暑は少なくなる見込み。だが、大気の状態が不安定となり、全国的にゲリラ雷雨が発生しやすくなる。天気が急変して急に強い雨が降り、短時間で道路が冠水したり河川が増水することもあるので、アウトドアの際は十分に注意が必要だ。

■エリア別 お盆休みの天気
◆北日本
上空の寒気や気圧の谷の影響で変わりやすい天気の日が多くなりそう。特に10日から12日を中心に山沿いだけでなく、市街地や海も含め、広範囲で雷雨となる恐れがある。


13日以降もよく晴れる日は少なく、雨の日がありそう。お盆休みはすっきりしない天気が多く、8月初めのような猛暑にはならない見込み。

◆東日本
今週末は高気圧に覆われて厳しい暑さとなり、山沿いを中心にゲリラ雷雨が発生しやすくなりそう。11日から12日頃は上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になり、山沿いだけでなく、市街地や海でも雷雨に注意が必要。


13日以降も湿った空気の影響で雷雨が発生しやすい状況が続く。来週以降、猛暑のピークは過ぎるが、湿度は高く、引き続き30℃を超える暑さが続く予想。

◆西日本
今週末は高気圧に覆われて、厳しい暑さとなり、山沿いを中心にゲリラ雷雨が発生しやすくなりそう。来週は湿った空気が流れ込む影響で、山沿いだけではなく、市街地や海でもゲリラ雷雨が発生しやすく、特に12日以降は注意が必要。


来週以降、猛暑のピークは過ぎるが湿度は高く、引き続き30度を超える暑さが続く見込み。

◆南西諸島

今週末は台風13号の影響で先島諸島を中心に暴風雨で大荒れとなる予想で、沖縄本島でも強風に注意が必要。交通機関に影響が出る恐れがある。


台風が過ぎた後も、南西諸島は来週初めまで波の高い状態が続くため、海のレジャーには注意が必要。また、湿った空気が流れ込み、変わりやすい天気が続きそう。晴れていても急に雨が降ることがあるが、すぐに止むので、レジャーには問題なさそう。

都道府県別の天気予想については、ウェザーニューズのWebサイトを参照されたい。