秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
(C)studio michael hilgers

ドイツベルリン在住のMichael Hilgers氏が新たなキャンパーバンのコンセプト「Vanjoy」を発表した。普段は省スペース家具をデザインしているHilgers氏による、秘密基地感にあふれたクルマだ。

秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
家具デザイナーによるキャンパーバン「Vanjoy」
(C)studio michael hilgers

「Vanjoy」に秘密基地の匂いがするのは、そのサイズとデザインによるところが大きい。一般的にキャンピングカーはサイズも大きく、外から見てすぐにそれとわかるデザインを持っている。だが「Vanjoy」は配達用のバンにしか見えないサイズと外観。キャンピングカーと見破れる人はいないだろう。これが、「Vanjoy」が秘密基地感を醸し出している一つ目の理由だ。ちなみにMichael Hilgers氏は「Vanjoy」を、「ステルスキャンパー」と呼んでいるという。

秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
街中の駐車スペースに泊まっていると、「Vanjoy」は配達用のバンにしか見えない
(C)studio michael hilgers

内装も、秘密基地気分を高めてくれている。キャンピングカーの内装は、「クルマの中」を感じさせるものになりがち。だが「Vanjoy」の室内はHilgers氏がデザインした家具で両側面が覆われており、まるで建物の中二階にでもいるような雰囲気がある。

秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
こんな家具が装備されたキャンピングカー、見たことない!
(C)studio michael hilgers

車内の広さは4.5平方メートル。この狭い室内は、料理をしたり、顔を洗ったりするエリアと、仕事をしたり食事を取ったりする居住エリアに分けられている。2つのエリアの間には段差があって、これが空間を分けてくれている。

秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
水場エリアは、多少汚してもよい?
(C)studio michael hilgers

Michael Hilgers氏は「Vanjoy」を作った理由として、市販されているキャンピングカーの内装が、Hilgers氏のセンスと違い過ぎることを上げている。同氏はいつも自分が囲まれているテイストフルなインテリアに囲まれたまま移動したり、旅行したりしたいと考え、「Vanjoy」を作った。

Michael Hilgers氏によるVanjoy
いつものインテリアに囲まれて、旅をしたい
(C)studio michael hilgers

同氏はまた、キャンピングカーでの宿泊用に作られたエリアも苦手なのだそう。一見キャンピングカーとはわからないステルスキャンパーで、目立たず、誰にも知られず、キャンパーエリアではない美しい場所で一夜を過ごしたかったそうだ。

キャンパーエリア
Michael Hilgers氏が苦手だという、一般的なキャンピングカーエリア

秘密基地の匂いがするキャンピングカー―家具デザイナーの作った「Vanjoy」
Michael Hilgers氏が一夜を過ごしたい場所(イメージ)
(C)studio michael hilgers

Michael Hilgers氏は「Vanjoy」を使い、欧州の、これまでは泊まれなかった場所を巡ってみたいと述べている。また、良いパートナーと巡り合えたら、「Vanjoy」の市販化も考えたいとしている。