
三菱自動車はドイツで、ピックアップトラック「L200」をキャンピングカーとして使うビルドアップを提案しています。

「L200」は「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)」というコンセプトを持つピックアップトラック。パワフルなディーゼルエンジンと「スーパーセレクト4WD II」により、あらゆる地形、あらゆる天候に対応可能になっています。

ドイツの三菱は今年の7月、「L200」のキャビン上部にポップアップテントを装着するソリューションを提案。これはキャビン上を就寝スペースとすることで、荷台部分を広い居住空間として利用するというもの。整備されたキャンプ場での一泊程度のレジャーにぴったりなビルドアップでした。


今回公開されたソリューションでは、7月のビルドアップをさらに進化させています。「L200」の持つ強みを活かし、様々なアクセサリーを追加することでよりワイルドな仕上げとされました。例えばルーフラックにはオフロードライトが装備されており、道なき道を走る際のドライバーの視界確保を手助けします。

荷台には屋外での調理に必要な器具がすべて装備されました。ガスコンロやシンク、給水タンクやカトラリーボックスがなどが含まれています。冷蔵庫やシャワー、ソーラーパネルなども装備可能とされました。

7月のビルド同様、ルーフトップにはポップアップテントを装備できます。コンパクトなシャワーや大容量の水タンク、ソーラーパネルなども装着することで、よりワイルドなエリアに長期間滞在することも可能なキャンピングカーとなります。

これらの提案を実現するには、利用者がアクセサリーを自分で買い揃えて装着することもできますが、ドイツの三菱ディーラーからパッケージとして購入することも可能となっています。