
空飛ぶタクシーのプロトタイプVahana「Alpha Two」
Vahanaが開発しているのは一人乗りの電動自動操縦機。従来の飛行機のような長距離移動ではなく、クルマ同様の短距離移動目的で開発されています。ゴールは、スマートフォンで呼べば迎えに来て、それに乗り込めば自動的に目的地に着くという“空飛ぶタクシー”。Vahanaはこのゴールに向けて2018年2月にはプロトタイプ「Alpha One」による垂直離陸と、その後の53秒間の滞空に成功していました。
今回動画が公開された「Alpha Two」による飛行実験では、垂直離陸後高度210フィート(約64メートル)まで上昇。その後翼を30度チルトさせ、水平飛行への移行に成功しています。最高速度は57マイル(時速約92キロ)に達したのだとか。

「Alpha Two」は垂直離陸後

高度210フィート(約64メートル)まで上昇

翼を30度チルトさせ、水平飛行へ
動画にはさらに「Alpha Two」がその場での180度回転テストを実施する様子なども収められています。

その場での180度回転
「Alpha Two」試験飛行の模様は、下記の動画で確認できます。