
Monarch Tractorがスマートトラクターを発表
トラクターは舗装されていない農地を低速で走行することが多いもの。「Monarch Tractor」はそのような場所で、電動ならではの特性を活かしてスムーズでしかも静かな走行を実現します。Monarch Tractorによれば、「Monarch Tractor」はコンパクトトラクターのカテゴリーで過去最高にパワフルなのだとか。

無人での農薬散布が可能になるのも、「Monarch Tractor」の大きなメリット。従来であればドライバーが防護服やマスク、防護メガネを装着する必要があり、長時間の作業はできませんでした。自動運転に対応した「Monarch Tractor」であれば、トラクターはバッテリーが切れるまで休むことなく作業を続けられます。

「Monarch Tractor」にはディープラーニング機能も搭載されています。単に農地内で自動運転するだけではなく、農作物の生育状況を把握。利用者の収穫作業計画立案などに貢献します。

操作の一部はジェスチャーコントロールにも対応。アルバイト作業者の多い農地であっても、すぐに簡単な操作をマスター可能となっています。

簡単なジェスチャーでコントロールできます
価格は5万ドルから。出荷開始は2021年秋に予定されています。

「Monarch Tractor」はデザインもクール。クボタの「X tractor(クロス トラクタ)」といい、トラクターには格好良いデザインのものが多い気がします。