メルセデス・ベンツ「SL」に特別仕様車「SL 400 Grand Edition」が設定され、10月30日に予約受付が開始された。「SL 400」 をベースに、内外装に装備を追加して快適性を向上させている。


ベースとなった「SL 400」は、フルアルミニウムボディシェルを採用したロードスター。エンジンには最高出力367PS、最大トルク500Nmを発揮する3.0L V型6気筒直噴ツインターボが採用されている。


今回追加された「SL 400 Grand Edition」ではこのベース車両に対し、特別仕様車専用デザインの「ハイグロスブラックペイント19インチ AMGツインスポークアルミホイール」が採用された。


インテリアには、「メルセデス AMG SL 65」にも採用されている、ダイヤモンドステッチが配されたナッパレザーシートとライトブラウンポプラウッドインテリアトリムが装備されている。


「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」を搭載しており、ルーフの開閉をボタン一つで操作できる。また、ルーフトップの濃淡を「クリアモード」と「ダークモード」の間で切り替えられ、「クリアモード」を選択すれば寒いときなどでもオープンエア感覚を体感可能だ。「ダークモード」では室内の温度上昇を最大で10度程度防ぎ、快適性を維持できる。

「マルチコントロールシートバック」「ドライビングダイナミックシート」装備。マルチコントロールシートバック」はシートに内蔵したエアクッションで、バックレストのサイドとショルダーエリアのサポート、ランバーサポートをきめ細かく調整できる。「ドライビングダイナミックシート」は、コーナリング時にバックレストのサイドが自動で膨らむことで乗員の身体をしっかりホールドする。


オーディオシステムでは、運転席と助手席の足元にウーファースピーカーを内蔵する「FrontBass」を採用。ドア内蔵スピーカーを不要とし、収納力が高いドアポケットを設けられるようにした。また、「Harman/Kardonロジック 7 サラウンドサウンドシステム」が、美しいサウンドを乗員に提供する。


ボディカラーは「オブシディアンブラック」「グラファイトグレー」「セレナイトグレー」「ダイヤモンドホワイト」の4色展開。メーカー予定小売価格は1,416万円。納車は2020年1月頃の予定。

■特別装備概要

◆エクステリア
・Grand Edition専用ハイグロスブラックペイント19インチAMG 7ツインポークアルミホイール
・マットイリジウムシルバーフロントスポイラー&ハイグロスクロームフィン（Grand Edition専用デザイン）
・Grand Edition専用フェンダーバッジ
◆インテリア
・フルレザー仕様（レザーDINAMICAルーフライナー付）
・Grand Edition専用フロアマット
◆機能装備
・マジックスカイコントロールバリオルーフ
・マルチコントロールシートバック
・ドライビングダイナミックシート
・リラクゼーション機能
・盗難防止警報システム（牽引防止機能、室内センサー）
・クロージングサポーター（ドア）
・Harman/Kardonロジック7サラウンドサウンドシステム