
(本格的な二輪車の第一号モデル)
ホンダは現在、世界21か国35拠点で、50ccのコミューターから1,800ccの大型モデルまで幅広く二輪車を生産している。世界での生産累計では1997年には1億台、2008年に2億台、そして2014年には3億台を達成した。

年間生産台数で見れば2004年に初めて1,000万台を上回った後、2018年には初めて2,000万台を超えて2,082万台を達成するなど、ホンダはバイクの生産台数を年々増加させてきた。

2018年の地域別生産台数ではインドが588万台と全体の28.1%を占めた。これにインドネシア516万台、ベトナム276万台、タイ168万台が続いており、アジア諸国で高い支持を得ていることがわかる。

本田技研工業 代表取締役社長である八郷隆弘氏は世界生産累計が4億台に到達したことについて、次のように述べている。
「Hondaは、世界中のお客さまに、生活をより便利に楽しくできる二輪車を70年にわたり提供してまいりました。その結果として、4億台を達成することができました。お客さまをはじめ、開発から製造、そして販売やサービスに携わった全ての皆さまにお礼申し上げます。今後も、世界各地のお客さまのニーズや夢に応えられる魅力ある製品の提供に全力を尽くします」
