
昨年のSEMAショーで注目を集めたキャンピングカー「Brown Sugar」がオークションサイトeBayに出品されています。米国アイオワ州に本拠をおくRiver City Rodsがビルドした一台だけのゴージャスなカスタムカーを入手できるチャンスです。

シャコタンなキャンピングカー「Brown Sugar」
タイヤが見えない…。
タイヤが見えない…。
ベース車両は1983年式のシボレーC-30。オリジナルドライブトレインを新品の5.3L V8エンジンと4ATに交換し、快適なクルーズを可能にしています。

米国の人、V8が好きですよね
シャコタンな外観が話題になった「Brown Sugar」ですが、実はエアサスを搭載しており、車高は調整が可能。移動時には地上高を上げて走行できます。

ダイナミックエアサス装備!
エクステリアは70年代後半~80年代前半の米国の流行を再現したもの。当時を知る人は、「そういえば、こういう柄のズボンが流行ったなー」などと思い出されるかもしれませんね。

当時のミュージシャンが履いているのを見ました
インテリアでは、シートなども70年代後半のズボン柄。ステアリングホイールやメーター類などがもともと1980年代のデザインなので、両者は違和感なく溶け合っています。

シートなども70年代後半~80年代前半の米国の流行を反映

ハンドルも80年代デザイン
リビングは完全ハンドメイドのユニークなもの。例えばシンクはコカ・コーラ クーラーを、スピーカーはウィスキー樽をベースに製造されました。シンクを横から眺めると、元はこれがコカ・コーラークーラーだったことがひと目でわかり、気分があがります。

コカ・コーラ クーラーを改造したシンク
お祭り気分!
お祭り気分!

ウィスキー樽を利用したスピーカー
熟成された音が響きそうです
熟成された音が響きそうです
その雰囲気は街のバーのよう。親しい仲間と出かけ、お酒を飲みながらワイワイと楽しむにはぴったりなキャンピングカーです。River City Rodsは「Brown Sugar」を、「ホイール付きのパーティキャビン」と呼んでいます。

カラオケ屋のようでもあります
その他、トイレなども設置されています。また、ベッドは運転席の上部に設置。ここにはテレビが設置されるなど、キャンピングカーとして必要な装備にもぬかりはありません。

トイレ完備

ベッドルームも
キャンピングカーとしても、庭先においてベッド付きのバータイプの離れとして使うのにも便利な「Brown Sugar」。本稿執筆時での入札価格は10万99ドル(約1,100万円)となっています。オークション終了まで2日を切っているので、欲しい方はお早めに!

ドアもバーみたい?