スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」

「Reevo」はスポークレス&ハブレスのE-bike。米国シアトルに本拠をおくBeno Technologiesが開発し、2021年初頭の出荷を目指しています。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
スポークレス&ハブレスの電動アシスト自転車「Reevo」
ホイール内に荷物を載せられます

現代の都市部におけるモビリティの課題を、技術で解決することを目指した自転車。忙しく時間の無いビジネスパーソンが通勤で利用した際に便利な機能が搭載されています。


スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
自転車のメンテが苦手な人にもぴったり

駆動系は、センターのドライブユニットから動力を直接ホイールに伝達するシステム。ホイールはベアリング上で回転し、「Reevo」を最高速度40km/hで走らせます(米国版の場合)。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
動力は直接ホイールに
チェーンなどでのロスが少ないシステム

チェーンなどは露出していないので、注油などのメンテが楽になります。また、スポークを1本1本拭く手間も不要になりました。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
スポークを拭かないでいいのはうれしい!
横風にも強い?

バッテリーはフレームに組み込まれていて、簡単に取り外しが可能。約3時間でフル充電が可能となっています。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
取り外し可能なバッテリー

通勤用自転車なので、外に駐輪するケースも多いはず。「Reevo」には普段はドライブユニットの下部に隠れるキックスタンドが装備されているので、オフィスからの帰宅途中でスーパーによる際にも、気軽に駐輪できます。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
大きなドライブユニットをキックスタンドホルダーとして活用

ハブレス、スポークレスの自転車「Reevo」
ちょっとした駐輪に便利

フロントとリアのホイールには、フロントライトとテールランプが付属。暗くなると自動で点灯します。これも忙しいビジネスパーソンにはうれしい装備。ライトを買って装着し、定期的に充電する…という煩わしさを解消してくれます。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
自転車乗りって、マメな人たちですよね

自転車のロック&アンロックには指紋認証を採用。「家にキーを忘れてきた」「オフィスでキーを落とした」が無くなります。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
世界から自転車泥棒がいなくなりますように

価格は米国版で3,349ドル(約35万4,000円)となる予定。Beno TechnologiesのFacebookには価格の発表後、「思ったよりは安い」とか、「いや、冷静になろう。程度の良い中古車を買える値段だ」というものまで、様々な声が書き込まれています。が、この手の新しいものを買うときには、冷静になったら負けという気がします。

ハブレス、ホイールレスの自転車Reevo
ホイールの間から向こう側が見える
未来も見える?

日本仕様車の製造についてBeno Technologiesに問い合わせたところ、同社のAlecさんより「私たちは日本の道路交通法をよく知らない。詳しく教えてくれますか?」という返事が。その後のやりとりで道交法は把握してくれたようですので、あとは日本で代理店さんが見つかるのを期待しましょう。

スポークとハブを無くしてメンテナンスを楽に ― ハブレスE-bike「Reevo」
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