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砂浜に絵を描くカメ型ロボット「Beach Bot」

「Beach Bot」は砂浜に絵を描くカメ型ロボット。ビーチをアーチストのキャンバスに変えることができる。ディズニーリサーチとスイスのチューリッヒ工科大学が共同で開発した。

砂浜に絵を描くカメ型ロボット「Beach Bot」

「Beach Bot」は長さ60センチ、幅40センチの自走式ロボット。事前にプログラミングした通りに走行し、ビーチに絵を描く。後部には砂浜を引っ掻く“歯”が12本取り付けられており、必要に応じて上下して線の太さや濃さを変化させる仕組みだ。すべての“歯”を使えば、40センチ幅の線を描くことができる。

後部には砂浜を引っ掻く12本の“歯”を装備

「Beach Bot」の最大の特徴は、後輪に取り付けられた「バルーンホイール」。絵の周辺に、ロボットが走行した形跡をほとんど残さない技術で、地上絵がビーチの真ん中に突如現れたように見せることが可能だ。深夜に「Beach Bot」で絵を描いておけば、翌朝ビーチを訪れた人を驚かすことができる。

絵の周辺にロボットが走行した形跡を残さない「バルーンホイール」装備

砂浜にサプライズメッセージを描くことも

「Beach Bot」の外観は親しみのもてるカメ型。チューリッヒ芸術大学の学生によってデザインされた。この外観により、「Beach Bot」はプログラムされた通りに動くロボットではなく、意思を持って歩く生き物に見えるようになったと、「Beach Bot」プロジェクトチームは説明している。
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