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フレーム自体がサスペンション―Urwahn BikesとVagabund Motoがコラボした「Stadtfuchs」


Urwahn Bikesは、フレーム自体にサスペンションの構造を持たせたアーバンバイク「STADTFUCHS」で知られる自転車メーカー。そのUrwahn Bikesが著名なカスタムバイクビルダーVagabund Motoとコラボレーションし、「STADTFUCHS Urwahn x Vagabond Edition」を開発しました。


「STADTFUCHS」は、自転車通勤向けのアーバンバイク。仕事で忙しく、自転車のメンテに時間を割けないビジネスパーソン向けに、メンテナンスを極力不要な仕様としています。


フロントライト&テールライトはフレーム組み込みタイプ。フロントホイールに組み込まれたハブダイナモにより、充電不要で利用できます。またライト自体もLEDなので、交換不要という手軽さも。


ドライブトレインにはチェーンではなく、ベルトドライブ。注油などのメンテナンス不要で利用できます。変速機は内装11段タイプ。こちらもメンテほぼ不要で利用できます。


制動系には、油圧式のディスクブレーキが採用されました。雨でも仕事を休めない自転車通勤者にうれしい仕様です。


でもなんといっても「STADTFUCHS」の特徴は、サスペンションの構造を持たせた特殊なフレーム形状にあります。このフレームは本格的なサスペンションほどではないにせよ、都市部走行時の段差越えなどでサイクリストの身体への負担を軽減してくれます。


このフレーム形状ではシートチューブが存在しないため、フレーム全体の重量を減らす効果もあるのだとか。またシートステーは通常2本ですが、「STADTFUCHS」ではフォークするぎりぎりまで1本の構造。これにより、空力特性を高める効果も期待できるそうです。


今回のコラボによる「STADTFUCHS  Rrwahn x Vagabond Edition」では、Vagabund Motoによる特別な塗装が施され、荒々しくもクールな仕上がりとされています。


価格はオリジナルの「STADTFUCHS」に対し500ユーロ高い4,499ユーロ。Vagabund Motoのオンラインショップで販売されています。
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