glafitは、同社の販売する電動バイク「glafitバイク GFR-01」について、「新機構をつけたglafitバイクの電源をOFFにし、ナンバープレートを覆った時は道路交通法上、普通自転車として取扱い」されることになったと発表した。

電動バイク「glafitバイク」が自転車として歩道を走行可能に!
glafitの販売する電動バイク「glafitバイク GFR-01」

「glafitバイク GFR-01」とは、見た目は自転車だが中身は電動バイクという“ハイブリッドビークル”。モーターの力だけでペダルを漕がずに走行でき、原付免許や普通自動車免許などで乗れる原付1種扱いの電動バイクだ。


電動バイク「glafitバイク」が自転車として歩道を走行可能に!
電動バイク なので、ナンバー登録・自賠責保険加入が必要

これまで「glafitバイク GFR-01」は、モーターの力を使わず、ペダルを漕いで走行しているときも原付扱いであったため、利用は車道に限定され、自転車専用道路や自転車通行可の歩道を走行することができなかった。

だが今回の発表では、「glafitバイク GFR-01」に新機構を装備し、その新機構によってナンバープレートを覆い、電源をOFFにした時は普通自転車として取扱われることになったという。新機構の具体的内容は次の通り。

■ 新機構内容
1. モーターが駆動しないことを電子的制御のみではなく、電源をカットする機構により担保することとする。

2. 他の交通主体における識別可能性及び視認性(=自転車であるか原付であるか)を確保するため、1の時にはナンバープレートにカバーをかけ、交通標識デザインに沿ったピクトグラムで自転車であることを明確に示す。

3. ナンバープレートのカバーの切り替えは、電源を切った状態で停車中にのみ可能なものとする。自転車走行を装って電動駆動により走行することを防止するため、利用者においては容易に改造できないものとする。

電動バイク「glafitバイク」が自転車として歩道を走行可能に!
新機構利用イメージ1:電動バイクモード

電動バイク「glafitバイク」が自転車として歩道を走行可能に!
新機構イメージ2:自転車モード

glafitは今後、2021年初夏を目途に現在販売している「glafitバイク GFR-01」に後付けできる機構単体の開発を進め、完成後は機構を付したモデルも製造していくとしている。