これらの取り組みで、SWISS は欧州のアレルギー研究機関 ECARF(European Centre for Allergy Research Foundation)が定める「アレルギー フレンドリー」な航空会社としての基準を満たす、世界初の航空会社となるそうだ。

ECARF と提携、アレルギーを持っている搭乗客にきめ細やかなサービスを行う
5月上旬から導入される新たなサービスでは、ラクトースを使っていないコーヒークリームや人気の SWISS チョコレートバーのラクトース不使用版など、ラクトースやグルテンを使わない代替食や飲料を、標準サービスとして、SWISS の全フライトで提供する。
SWISS では、キャビンでもアレルギー フレンドリーな改善策を実施し、ファースト/ビジネスクラスでは、羽毛枕の代替品として合成繊維を使用した枕を用意、また、鼻や喉を刺激する可能性のある装飾花や芳香剤の使用を取りやめ、機内の手洗いには肌に優しい石けんを導入する。
また、長距離路線の全座席クラス、または欧州内路線のビジネスクラスでは、これまで同様、出発時刻の24時間前までに知らせると、アレルギーを持つ搭乗客の要望に合わせた特別食を用意する。