ウェザーニューズは、ゴールデンウィーク(GW)期間中にあたる4月25日から5月6日の天気傾向を発表した。北〜西日本は GW 前半ほどお出かけ日和、南西諸島への旅行は GW 後半がおススメだとしている。

今年の GW は高気圧と低気圧が交互に通過することで、天気は数日周期で変化する傾向。GW 前半は北〜西日本の広い範囲で晴れてお出かけを楽しめる日が多くなりそう。一方、GW 後半は晴れる日はあるものの、寒気の影響で強い雨の日がありそうなので、お出かけは GW 前半がおススメ。


■全国の天気傾向(4月25日〜5月6日)

GW 前半は、周期的に通過する低気圧の影響で北〜西日本は雨が降る日があるものの、広い範囲で晴れる日が多く、レジャーや旅行などお出かけを満喫できそう。北海道では桜の開花が進み、函館市の五稜郭公園で見頃を迎えるため、お花見に行くのもおススメ。


GW 後半の北〜西日本は、晴れる日はあるものの、天気が崩れやすい傾向。寒気の影響で強い雨が降る日があり、特に、東日本を中心に雷や突風にも注意が必要。

気温は、北〜西日本で平年並〜やや高めとなる予想で、晴れる日は薄着でも過ごしやすくなりそう。

また、南西諸島では GW 期間を通して雨の日が続くものの、GW 後半にはしっかりと晴れる日もあるため、GW 後半であれば旅行や海のレジャーも楽しむことが出来そう。

■エリア別の天気傾向(4月25日〜5月6日)

◆北日本 〜 GW 前半は北海道でお花見日和!GW 後半は雨の日が多い傾向に〜
GW は前半ほど晴れてお出かけを楽しめそう。GW 後半は晴れる日があるものの、雨の日が多い傾向。雨風が強まって天気が荒れる日もあるため、お出かけは GW 前半がおススメ。

気温は平年並〜やや高めの予想(札幌:14〜17度、仙台:17〜20度)だが、晴れる日は朝晩冷え込む。雨の日は日中も気温が上がらず、コートが必要な日もありそう。

北海道では GW に段々と桜が咲き始め、花見も満喫出来そう。ただ、晴れて風が強く吹く日はシラカバ花粉の大量飛散が予想される。

◆東日本 〜 GW 前半ほどお出かけ日和!GW 後半ほど雨風強まり荒れる傾向〜
GW 期間中は、数日周期で天気が変化するす。その中でも、旅行やレジャーは、晴れる日が多い GW 前半ほどおススメ。GW 後半は、雷や強い雨など荒れた天気となる日があるため最新の天気予報を確認する必要がある。

気温は平年並からやや高めの予想(東京:20〜23度)で、晴れる日は薄着でも過ごしやすい体感となりそう。

◆西日本 〜期間を通してお出かけ日和!ただし近畿は GW 後半に雷雨や突風の日も〜
GW 期間中は、数日周期で天気が変化するが、期間を通してはおおむね晴れる日が多い予想。ただし、近畿周辺では GW 後半に雷雨や突風の可能性があるため油断はできない。

気温は平年並からやや高めの予想(大阪:22〜25度)で、晴れる日は薄着でも過ごしやすい体感となりそう。

◆南西諸島 〜お出かけは GW 後半に!前線の停滞で GW 前半はぐずついた天気〜
GW 期間中は、前線が停滞する影響で雲が広がりやすく、雨の天気が続きそう。GW 後半になると、しっかりと晴れる日もあるため、旅行やマリンレジャーも満喫出来る見込み。

気温は平年並の予想(那覇:25〜27度)で、晴れる日は半袖でも暑く感じられそう。

今回発表された天気傾向は、4月14日時点の情報をもとにしたもの。最新の情報については、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「おしらせ」や、スマートフォン向け Web サイト「ウェザーニュース」を参照されたい。